植物オイルは、脂肪酸でできている 美容品や食料品など、日々の生活で関わりの多い植物オイルですが、どのような成分でできているかご存じでしょうか。植物オイルの主成分は、脂肪酸です。「脂肪酸」と一口に言っても、たくさんの種類があり、植物オイルごとに含まれている脂肪酸の種類やその割合は異なります。例えば、オリーブオイルの場合、代表的な脂肪酸の種類と割合は、オレイン酸が約76.4%、リノール酸が約6.6%、リノレン酸が約0.6%といわれています。 脂肪酸は、恵みの源 脂肪酸で構成される植物オイルですが、植物オイルは種子に多く含まれています。これは、種子が芽を出して、葉っぱを広げ、太陽光を浴びて光合成をするまでのエネルギー源になるためといわれています。脂肪酸は、植物にとって成長するための源、言い換えれば、植物から得られる恵みの源と言えるのかもしれません。 リサイクル脂肪酸 植物の恵みの源とも言える脂肪酸。植物の恵みを余すことなく使い切りたいという想いから、BOTANYCLEの食器用洗剤は洗浄成分である純石けん分の原料としてリサイクルした脂肪酸を使用しています。 レストランなど、調理で使用された植物オイルから蒸留などの工程により脂肪酸だけを抽出します。抽出する脂肪酸は、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸を多く含んでいます。そして、抽出した脂肪酸(リサイクル脂肪酸)を原料として、食器用洗剤の洗浄成分である純石けん分ができています。